【株式市場】東証1部の出来高が3億株台にとどまり日経平均は軟調だが新規上場2銘柄は高い

株式

◆日経平均は2万3806円72銭(23円86銭安)、TOPIXは1722.87ポイント(5.35ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく3億8391万株

チャート6

 12月25日(水)前場の東京株式市場は、欧米系投資家の多くがXマス休暇とされ、日経平均は16円安で始まったあと30円72銭安(2万3799円86銭)を下値に小動きを続けた。固定資産の譲渡による特別利益を発表した日本調剤<3341>(東1)、12月末を基準日として株式2分割を行うレーザーテック<6920>(東1)などが高い。日経平均の前引けは23円86銭安(2万3806円72銭)だった。

川口化学工業<4361>(東2)が一時ストップ高となり、11月決算の見込みの増額修正などが好感された。ネットイヤーグループ<3622>(東マ)はブロックチェーン技術開発企業との協業発表が注目されてストップ高。ニューテック<6734>(JQS)は今2月期の業績予想の増額修正が好感されて一時ストップ高。

 新規上場のAIinside(エーアイインサイド)<4488>(東マ)は、買い気配のまま初値がつかず、前引けは6120円(公開価格3600円の70%高)の買い気配。同じくWDBココ<7079>(東マ)も買い気配のまま初値がつかず、前引けは2608円(公開価格1530円の70%高)の買い気配だった。

 東証1部の出来高概算は少なく3億8391万株、売買代金は5103億円。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は562銘柄、値下がり銘柄数は1497銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
  2. ■学生発案の“牛乳をかける新食感”、とんがりコーンに朝食需要を開拓  ハウス食品グループ本社<28…
  3. ■6成分で多様な脱毛にアプローチ、簡単マッサージで日常ケアを支援  日本調剤<3341>(東証プラ…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る