タイガースポリマーは戻り試す、21年3月期収益改善期待
- 2019/12/26 08:13
- 株式投資ニュース
タイガースポリマー<4231>(東1)は、自動車部品用ゴム・樹脂成形品などを展開している。20年3月期は減収減益予想だが、21年3月期の収益改善を期待したい。株価は8月の年初来安値から反発して下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。
■自動車部品用ゴム・樹脂成形品などを展開
家電(掃除機、洗濯機、エアコン)用ホースおよび産業(一般産業、土木建築、住宅)用ホース、ゴムシート(パッキング材、緩衝材)およびマット(玄関用)、自動車部品用ゴム・樹脂成形品などを展開している。
■20年3月期減収減益予想、21年3月期収益改善期待
20年3月期連結業績予想(11月5日に下方修正)は、売上高が19年3月期比9.3%減の390億円、営業利益が30.5%減の16億円、経常利益が34.3%減の17億円、純利益が46.5%減の9億円としている。
国内における半導体・インフラ向けの需要減速、米国とタイにおける自動車関連の需要減速、人件費・減価償却費の増加などで減収減益予想としている。21年3月期の収益改善を期待したい。
■株価は戻り試す
株価は8月の年初来安値から反発して下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。12月25日の終値は605円、時価総額は約122億円である。