象印マホービンは3年ぶりに2000円台、上振れ決算など好感される

■前11月期の連結純利益は44億円となり予想の38億円を大きく上回る

象印マホービン<7965>(東1)は12月26日、9時30分にかけて9%高に迫る2017円(161円高)まで上げ、年初来の高値を更新。2016年6月以来の2000円台に進んだ。25日の取引終了後に発表した前11月期の連結決算が売上高、各利益とも予想を上回り、注目が強まっている。

 前11月期の連結営業利益は54.44億円(前期比12.9%減)となり、減益ではあったが、第3四半期決算を発表した9月末の段階で示した通期予想の53.0億円を上回った。同様に、親会社株主に帰属する当期純利益も通期予想の38.0億円を上回る44.34億円で着地した。

 今期の連結業績予想は、営業利益が55.0億円、親会社株主に帰属する当期純利益は40.0億円、1株利益は59円17銭とした。(HC)

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