コスモスイニシアが7%高、三菱地所のホテル賃借運営など注目される
- 2019/12/27 09:52
- 材料でみる株価
■「暮らすように滞在する」都市型アパートメントホテル戦略の一環
コスモスイニシア<8844>(東1)は12月27日、出直りを強め、引開始後に7%高の764円(53円高)まで上げて11月8日以来の750円台回復となっている。23日付で、三菱地所<8802>(東1)が東京・浅草に建設するホテルの賃借計画と着工開始を発表しており、拡大基調の業績とともに注目が再燃したとの見方が出ている。
発表によると、三菱地所はこのほど、東京メトロ「浅草」駅徒歩1分の土地で「(仮称)浅草雷門二丁目ホテル計画」の新築工事に着手した。竣工後はコスモスイニシアが建物を賃借し、都市型アパートメントホテルを2021年春に開業するという。
コスモスイニシアは、「暮らすように滞在する」をコンセプトに、訪日外国人旅行者などファミリー・グループでの中長期滞在ニーズに対応した都市型アパートメントホテル「MIMARU(ミマル)」を2018年2月から展開し、現在、東京都内や京都などにおいて12施設を開業・運営している。(HC)