【株式市場】NY株の最高値受けTOPIXは高く日経平均は小安いが配当落ち額を上回って推移

株式

◆日経平均は2万3921円97銭(2円95銭安)、TOPIXは1735.98ポイント(4.78ポイント高)、出来高概算(東証1部)は3億7302万株

チャート5

 12月27日(金)朝の東京株式市場は、総じて個別物色の展開になり、J.フロントリテイリング<3086>(東1)パルコ<8251>(東1)の完全子会社化を材料に活況高。日経平均は取引開始直後の42円26銭高(2万3967円18銭)高を上値に重く、前引けは2円95銭安(2万3921円97銭)となった。一方、NY株の最高値を受けTOPIXは高い。

 本日は12月期末配当の権利落ち日で、日経平均の権利落ち額は約41円とされ、前場の日経平均は実質的に前日比小高く推移した計算になった。

三井金属<5706>(東1)が銅の市況鷹などで上げ、帝国繊維<3302>(東1)インテリックス<8940>(東1)は業績予想の増額修正を材料に急伸。セキド<9878>(東2)は中国の人材獲得事業に向けた合弁会社が注目され一時ストップ高。コスモスイニシア<8844>(JQS)は東京・浅草での滞在型ホテル展開が注目されて高い。

 東証1部の出来高概算は3億7302万株、売買代金は6274億円。1部上場2162銘柄のうち、値上がり銘柄数は1478銘柄、値下がり銘柄数は592銘柄。

また、東証33業種別指数は28業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、電力・ガス、非鉄金属、銀行、証券・商品先物、その他金融、繊維製品、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る