【株式市場】日経平均は後場372円高まで上げTOPIXなどは前日の下げを大きく奪回

株式

◆日経平均は2万3575円72銭(370円86銭高)、TOPIXは1725.05ポイント(27.56ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億5795万株

チャート2

 1月7日(火)後場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)が時価総額10兆円をめざす動きとされて一段ジリ高となり高値を更新し、三菱電機<6503>(東1)東芝<6502>(東2)は高級家電路線などが言われて一段ジリ高。日経平均は315円高で始まった後ジリ高基調になり、14時過ぎには前場の高値を抜き372円58銭高(2万3577円44銭)まで上げた。大引けもほぼこの水準を保ち、6日の3452円安に対してV字型の急反発となった。

 TOPIX、JPX日経400は6日の下げを上回る上げ幅となり、東証2部指数は急伸して2018年11月以来の高値を更新、日経JASDAQ平均は同10月以来の高値を更新した。

 後場は、日本エンタープライズ<4829>(東1)が今5月期の業績大幅回復への期待などで一段ジリ高となり、金相場の上昇を受けて岡藤HD<8705>(JQS)が上げ幅を広げ、フジトミ<8740>(JQS)は一段と上げてストップ高。両毛システムズ<9691>(JQS)は「SaaS」関連株人気とされ2日連続ストップ高。Link-U(リンクユー)<4446>(東マ)は15日の株式3分割などが材料視され上場来の高値を更新。

 東証1部の出来高概算は11億5795万株(前引けは5億3599万株)、売買代金は2兆1251億円(同9475億円)。1部上場2161銘柄のうち、値上がり銘柄数は1961(同1940)銘柄、値下がり銘柄数は146(同158)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種(前引けも全業種)が値上がりし、値上がり率上位は、精密機器、その他金融、サービス、不動産、陸運、証券・商品先物、建設、繊維製品、輸送用機器、食料品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る