ビープラッツは底値圏、21年3月期収益改善期待

株式市場 銘柄

 ビープラッツ<4381>(東マ)はクラウド型サブスプリクション統合プラットフォームを提供している。20年3月期増収増益予想としている。下振れに注意必要だが、21年3月期の収益改善を期待したい。株価は反発力が鈍く軟調展開だが、高値から3分の1水準でほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。

■クラウド型サブスプリクション統合プラットフォームを提供

 ビジネス向け総合ソリューションとして、クラウド型サブスプリクション統合プラットフォームを提供している。19年12月にはISID<4812>と販売パートナーシップ契約を締結した。

■21年3月期収益改善期待

 20年3月期の連結業績予想(第1四半期から連結決算に移行)は、売上高が8億56百万円、営業利益が88百万円、経常利益が89百万円、純利益が64百万円としている。19年3月期の非連結業績(売上高6億35百万円、営業利益7百万円)との比較で増収増益予想である。

 第2四半期累計は売上高が2億58百万円、営業利益が75百万円の赤字だった。計画未達で実質減収減益だった。通期下振れに注意必要だが、21年3月期の収益改善を期待したい。

■株価は底値圏

 株価(19年4月1日付で株式2分割)は反発力が鈍く軟調展開だが、高値から3分の1水準でほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。1月9日の終値は2187円、時価総額は約51億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る