gooddaysホールディングスは調整一巡、20年3月期大幅増収増益予想

株式市場 銘柄

 gooddaysホールディングス<4437>(東マ)は、SEサービスビジネスなどのITセグメントと、リノベーションビジネスなどの暮らしTechセグメントを展開している。20年3月期大幅増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は戻り一服の形だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■ITセグメントと暮らしTechセグメントを展開

 19年3月東証マザーズに新規上場した。子会社オープンリソースのITセグメント(SEサービスビジネス、請負ビジネス、物販ビジネス)と、子会社ハプティックおよびグッドルームの暮らしTechセグメント(リノベーションビジネス、不動産仲介・オペレーションビジネス、メディアビジネス)を展開している。

 19年3月期の売上構成比はIT62%、暮らしTech38%、営業利益構成比(連結調整前)はIT79%、暮らしTech21%である。

■20年3月期大幅増収増益予想

 20年3月期連結業績予想は、売上高が19年3月期比20.2%増の60億円、営業利益が19.3%増の3億70百万円、経常利益が22.8%増の3億69百万円、純利益が20.8%増の2億39百万円としている。

 ITセグメントでは流通小売向けや金融機関向けの需要、暮らしTechセグメントでは賃貸住宅リノベーションの需要が高水準に推移する見込みだ。第2四半期累計は売上高が28億60百万円、営業利益が2億04百万円で、通期予想に対する進捗率は売上高47.7%、営業利益55.1%と順調だった。通期も収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価(20年1月1日付で株式2分割)は戻り一服の形だが、調整一巡して出直りを期待したい。1月10日の終値は1672円、時価総額は約55億円である。

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