アゼアスなど新型肺炎の関連株が一段高となり材料株妙味を強める

■「ヒトからヒトへの感染を確認」と伝えられ日本アビオニクスも高い

アゼアス<3161>(東2)は1月21日、一段高となり、9時30分にかけて一時2日連続ストップ高の1074円(150円高)で売買され、2015年以来の4ケタ(1000円)台に進んだ。

 化学防護服などの専門商社で、「新型ウイルス肺炎『ヒトからヒトへの感染確認』中国の専門家」(NHKニュースWEB2020年1月21日5時43分)と伝えられ、一段と材料株妙味が強まる形になった。

 同様に、空港などで発熱者をチェックする赤外線サーモグラフィシステムの大手、日本アビオニクス<6946>(東2)も一時13%高の1679円(197円高)まで上げ、約2週間ぶりに昨年来の高値を更新した。二段上げ相場に移行したため、瞬間高のキワモノ相場にとどまらず、本格的な材料株相場に発展するといった期待も出ている。(HC)

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