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CRI・ミドルウェアの「リップシンク」がバンダイナムコの「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトスポット」に採用される
- 2020/1/28 16:47
- 新製品&新技術NOW
■「CRI ADX LipSync」、自然な口の動きによりキャラクターの存在感をより強く表現
CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は1月28日の午後、音声データから自然な口の動き(クチパターン)を自動生成する音声解析リップシンクミドルウェア「CRI ADX LipSync」(以下「ADX LipSync」)が、バンダイナムコホールディングス<7832>(東1)のバンダイナムコエンターテインメントが提供するスマートフォンアプリ「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトスポット」(以下「デレスポ」)に採用されたと発表した。
■「デレステ」をより深く楽しむためのアプリ「デレスポ」で高機能を発揮
「デレスポ」は、同社が提供するスマートフォンアプリ「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(以下、「デレステ」)をより深く楽しむためのアプリになる。
VR(仮想現実)ゴーグルを使用して「デレステ」の世界に入り込むことができ、アイドルの撮影を楽しめる「フォトスタジオ」などアイドルや楽曲をより深く楽しむための機能を搭載している。
■アイドルの会話の口の動きに採用され臨場感とリアリティを
「ADX LipSync」は、本アプリの「3Dコミュ」機能に採用された。「3Dコミュ」は、3D空間上で展開されるアイドルたちの舞台裏や楽屋での会話劇を、その場にいるような感覚で楽しめる機能で、「ADX LipSync」はアイドルたちの会話の口の動きの生成に採用され、臨場感のある会話劇の演出に貢献しています。セリフに合わせた自然な口の動きによって、キャラクターの存在感をより強くし、リアリティのある体験をユーザーに提供する。
■またリップシンク制作にかかる作業や制作時間の大幅な削減を実現
また、「ADX LipSync」は、アイドルの表現の強化のみならず、開発効率化にも貢献している。様々な声質を持つ複数のアイドルのセリフを適切に解析し、自動的に口の動きを生成することで、リップシンク制作にかかる作業や制作時間の大幅な削減を実現した。
【ADX LipSync】(音声データから自然な口の動きを自動で生成)
ADX LipSyncは入力された音声データの波形を解析し自動で適切な口の動きを生成する。また、口の形だけでなくマ行・バ行・パ行などの両唇音を発音する際は、いったん唇を閉じるなどの口の開閉まで、実際の発音に即した口パターンを再現することができる。
生成したクチパターンは様々なモデルデータに組み込みやすい形式で出力され、2D/3Dモデルの両方に活用することができる。
また、日本語のみならず、あらゆる言語で口パターンを生成することができるため、日本語、英語、中国語などの複数言語でワールドワイド展開するタイトルの開発を大幅に効率化する(HC)。