丸山製作所が後場ストップ高、人体にも使える「微粒噴霧機」など注目される

■武漢から帰国したチャーター機で4人が病院に搬送と伝わり連想拡大

丸山製作所<6316>(東1)は1月29日の後場、一段高となり、13時過ぎに一時ストップ高の1508円(300円高)まで上げた。1500円台は2018年12月以来になる。

 製品群の中に「キャリー動噴」(屋内の消毒作業に使用できる動力噴霧機)、「微粒噴霧機」(屋内の消毒のほか、人体への消毒等にも使える、軽量で操作が簡単な微粒噴霧機)などがあり、新型肺炎に関して、中国・武漢市から29日朝到着したチャーター機で帰国した日本人206名のうち「計4人が東京都大田区の荏原病院に搬送され」「関係者によると、うち3人は37度台の熱があり、1人はせきが出るという」(読売新聞オンライン2020年1月29日11時23分より)と伝えられ、連想買いが強まったとみられている。

 今期・20年9月期の連結業績は売上高、各利益とも増加に転じる見込みで、第1四半期決算(10~12月)の発表は直近2度は2月8、9日だった。(HC)

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