WDBココはCROで医薬品・医療機器の開発支援

株式市場 銘柄

 WDBココ<7079>(東マ)は、CROとして安全性情報管理サービスを主軸とする医薬品・医療機器の開発支援を展開している。20年3月期は2桁増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は安値圏だが、IPOから1ヶ月程度で落ち着きどころを探る段階だろう。

■医薬品・医療機器の開発支援

 19年12月東証マザーズに新規上場した。CRO(医薬品開発業務受託機関)として、安全性情報管理サービスを主軸とする医薬品・医療機器の開発支援を展開している。

■20年3月期2桁増収増益予想

 20年3月期業績(非連結)予想は、売上高が19年3月期比22.5%増の21億82百万円、営業利益が19.1%増の4億02百万円、経常利益が15.8%増の3億91百万円、純利益が10.8%増の2億62百万円としている。受注残の更新・増額や新規獲得などで2桁増収増益である。収益拡大を期待したい。

■株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階

 株価は安値圏だが、IPOから1ヶ月程度で落ち着きどころを探る段階だろう。1月29日の終値は3130円、時価総額は約72億円である。

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