三谷産業の今期第3四半期は、減収ながら大幅増益
- 2020/1/29 17:06
- 株式投資ニュース
◇通期での上振れが予想される
三谷産業<8285>(東1)の今期第3四半期は、減収ながら大幅増益となった。要因は、営業利益率が前期の1.59%から2.54%へと改善したことによる。
同社は、首都圏・北陸地区およびベトナムを主要拠点として、6事業(化学品、空調設備工事、情報システム、樹脂・エレクトロニクス、エネルギー、住宅設備機器)を展開する総合商社である。
今期20年3月期第3四半期は、営業利益率の改善で、売上高553億54百万円(前年同期比8.5%減)となったものの、営業利益14億08百万円(同46.3%増)、経常利益20億11百万円(同37.1%増)、純利益12億40百万円(同62.9%増)と大幅増益となった。
第3四半期が大幅増益となったものの、通期業績予想は当初予想を据え置いている。
今期通期連結業績予想は、売上高770億円(前期比10.2%減)、営業利益26億円(同11.3%増)、経常利益31億円(同5.1%増)、純利益20億20百万円(同0.7%増)を見込んでいる。
進捗率は、売上高71.9%(前年同期70.6%)、営業利益54.2%(同41.2%)、経常利益65.1%(同49.8%)、純利益61.4%(同37.9%)となっていることから上振れが予想される。