スガイ化学が急伸、新型肺炎に効く薬は無いとされる中で「気管支収縮抑制」など注目される

■ホームページの「製品情報」を見て連想買いの動きも

スガイ化学工業<4120>(東2)は1月30日、買い気配のまま9時30分前にストップ高の1765円(300円高)に達し、2日連続ストップ高となっている。

 同社ホームページ「製品情報」の<医薬中間物>のコーナーに、「呼吸器系:気管支収縮抑制作用を有する新しいタイプの喘息薬の中間物を供給しています」「抗ウイルス:非核酸系逆転写酵素阻害剤、プロテアーゼ阻害剤などHIV治療薬の中間物を提供しています」などとあり、コロナウイルスによる新型肺炎に効く薬が現段階では無いといわれる中で、とりあえず役立つのではないか、といった期待から連想買いが集中しているようだ。(HC)

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