ウィルズは株主管理プラットフォーム事業
- 2020/1/31 06:25
- 株式投資ニュース
ウィルズ<4482>(東マ)は、上場企業と投資家を繋ぐ株主管理プラットフォーム事業を展開している。19年12月期は大幅増収増益予想である。20年12月期も収益拡大を期待したい。株価は乱高下の展開だが、IPOから1ヶ月程度で落ち着きどころを探る段階だろう。
■株主管理プラットフォーム事業
19年12月東証マザーズに新規上場した。上場企業と投資家を繋ぐ株主管理プラットフォーム事業として、株主優待ポイントと優待商品を交換できるプレミアム優待倶楽部、国内外機関投資家のデータベースを備えたIR-navi、統合報告書やアニュアルレポートなどを企画・制作するESGソリューションを提供している。
■19年12月期大幅増収増益予想
19年12月期の業績(非連結)予想(1月17日に上方修正)は、売上高が18年12月期比54.4%増の17億93百万円、営業利益が2.8倍の3億10百万円、経常利益が2.9倍の3億09百万円、純利益が65.3%増の2億円としている。
プレミアム優待倶楽部の株主優待ポイント売上、およびIR-naviの継続利用に係る利用料売上が順調に推移して、大幅増収増益予想である。20年12月期も収益拡大を期待したい。
■株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階
株価は乱高下の展開だが、IPOから1ヶ月程度で落ち着きどころを探る段階だろう。1月30日の終値は3715円、時価総額は約171億円である。