アクリートは底値圏、20年12月期収益拡大期待
- 2020/1/31 06:22
- 株式投資ニュース
アクリート<4395>(東マ)は国内最大級のSMS配信サービス企業である。19年12月期は営業減益予想だが、20年12月期の収益拡大を期待したい。株価は反発力の鈍い展開だが、ほぼ底値圏だろう。
■国内最大級のSMS配信代行サービス
国内最大級のSMS(ショートメッセージ)配信サービス企業で、主に企業から個人向けへのSMS配信代行サービスを展開している。
■19年12月期営業減益予想、20年12月期収益拡大期待
19年12月期業績(非連結)予想(12月19日に下方修正)は、売上高が18年12月期比8.4%増の14億円、営業利益が2.4%減の2億40百万円、経常利益が8.1%増の2億40百万円、純利益が11.8%増の1億70百万円としている。
海外企業向け売上が計画未達となり、一部携帯電話事業者の値上げによる売上原価増加も影響して営業減益予想である。20年12月期の収益拡大を期待したい。
■株価は底値圏
株価は反発力の鈍い展開だが、ほぼ底値圏だろう。1月30日の終値は722円、時価総額は約40億円である。