富士通は3月期末の増配と自社株買い等好感され一気に高値を更新
- 2020/1/31 09:28
- 業績でみる株価
■3月期末配当を1株80円から100円に修正
富士通<6702>(東1)は1月31日、買い気配の後11%高の1万1470円(1100円高)で始まり、一気に高値を更新した。30日の取引終了後、第3四半期決算と期末増配、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが集まった。
3月期末配当を1株当たり80円から100円の予定に修正し、年間配当金は、中間配当80円とあわせて180円となる予定とした。前期実績は、19年10月の株式併合を考慮した実質年額で1株150円だった。
自社株買いは、普通株式550万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.71%)または取得総額500億円を上限として、20年2月3日から21年2月2日まで実施する。東京証券取引所における市場買付。(HC)