【狙い場・買い場】キムラユニティーの今3月期31%増益、指標割安が顕著、高値更新期待

狙い場・買い場

キムラユニティー<9368>(東1)は、13週線に沿った上昇相場を展開している。今3月期最高益更新見通しで割安感があり注目したい。

2016年3月期は、売上高473億円(前期比3.3%増)、営業利益20億円(同31.5%増)、経常利益22億円(同8.8%増)、純利益13億円(同26.2%増)と2期ぶりに最高益更新を見込んでいる。1株利益107.7円、配当は前期の記念配当2円を普通配当に組入れ年27円(内中間配当13円)を予定している。

前期は国内外での新規事業所の立ち上げ等の先行投資によるコストが予想以上に膨らんだことから減益となったが、今期は『業態(ビジネスモデル)改革をベースとした価値提供と「健全」な企業風土で、バランスの取れた「収益性」と「成長性」を実現し、ステークホルダー(利害関係者)と”満足”を共創・共有する』を中期のキムラユニティーグループ経営ビジョンとし、平成27年度を「推進計画策定・目標設定とチャレンジ」のステージと位置づけ、グループ重点実施事項を推進するため、2期ぶりに最高益を更新する見通しで中長期的な成長も期待される。

PER10倍台、とくにPBRは0.51倍と割安感がある。配当利回り2.5%と利回り妙味もあり見直し余地がある。13週移動平均線がしっかりサポートしており、高値奪回から上昇基調を強めると予想する。

年初来高値は3月24日の1099円、同安値は2月19日の949円となっている。

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