【狙い場・買い場】オリジン電気は好業績期待で高値奪回を視野

狙い場・買い場

オリジン電気<6513>(東1)は、ミニゴールデンクロスを示現。好業績が期待される割安感のある銘柄として注目したい。

同社は、電源機器を主軸とするエレクトロニクス、様々なシステム機器を得意とするメカトロニクス、環境対策に配慮した塗料の高機能性を推進するケミトロニクス、半導体デバイス、精密機構部品からなるコンポーネントの4事業体制による強みを活かし、”4事業の連携・シナジー効果”を最大限に発揮しながら、顧客とのコミュニケーションを大切にする、『提案型の製品開発』を進めている。開発の過程でコンサルティングや対話を通して、顧客が要請する機能を満たすにとどまらず、付加価値をつけた、新しい満足を提供している。

主にエレクロニクス事業で、スマートフォン、タブレット等の携帯端末の通信品質向上に伴う投資の増加で、無線基地局用電源の販売が好調に推移しているほか、液晶ディスプレイ・半導体製造装置向けの高電圧電源についても、新製品に対応した製造設備の投資増加で、順調に推移し好調。メカトロニクス事業で、MDBと自動車部品用大型溶接機が順調に推移しているほか、光通信関連市場の活況により光半導体用小型溶接機も伸長している。

前2015年3月期業績予想は、売上高345億円(前の期比11.3%増)、営業利益24億円(同2.8倍)、経常利益26億円(同2.5倍)、純利益14億5000万円(同3.0倍)を見込んでいる。年間配当は7円(同1円増)を予定している。

13年5月末に発表済みの2014年3月期~2016年3月期中期経営計画では、16年3月期売上高500億円、営業利益50億円目標を掲げている。中計の目標はやや過大と思われるが、今16年3月期業績見通しは、ある程度期待の持てる数値が打ち出されると予想する。

株価は、2月25日に年初来の高値558円と買われた後、4月1日安値485円、同20日安値493円と売り直されて下値を確認し、底堅い動きとなっている。2020年をめどに海外売上高比率を現状の5割から7割に高める方針が伝わっており、通信ネットワーク用の電源装置や自動車部品用の電気溶接器、合成樹脂塗料などの海外展開への期待感が高まる。前期予想PER11倍台・PBR0.82倍と割り負け、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、11年3月高値580円奪回も視野に入ろう。(N)

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