NATTY SWANKYは上値試す、20年6月期大幅増益予想で2Q累計順調
- 2020/2/12 03:19
- 株式投資ニュース
NATTY SWANKY<7674>(東マ)は、餃子を軸にした居酒屋「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」をチェーン展開している。20年6月期大幅増益予想である。第2四半期累計は順調だった。通期も収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から一旦反落したが切り返しの動きを強めている。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■居酒屋「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」をチェーン展開
19年3月東証マザーズに新規上場した。餃子を軸にした居酒屋「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」を関東圏中心にチェーン展開している。19年12月末の店舗数は直営67店舗、FC19店舗、合計86店舗である。
■20年6月期大幅増収増益予想で2Q累計順調
20年6月期の非連結業績予想は、売上高が19年6月期比25.5%増の50億円、営業利益が35.8%増の4億30百万円、経常利益が38.0%増の4億10百万円、純利益が37.1%増の3億円としている。新規出店(直営15店舗、FC5店舗、合計20店舗)や原価率改善の効果で大幅増収増益予想としている。
第2四半期累計は売上高が前年同期比29.0%増の24億33百万円、営業利益が28.2%増の1億73百万円で、通期予想に対する進捗率は売上高48.7%、営業利益40.2%だった。利益は期初時点で下期偏重の計画であり、通期も収益拡大を期待したい。なお20年1月の既存店売上は106.2%で、3ヶ月連続の前年比プラスと好調だった。19年7月~20年1月累計では100.3%となった。
■株価は上値試す
株価は戻り高値圏から一旦反落したが切り返しの動きを強めている。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。2月10日の終値は4040円、時価総額は約85億円である。