イートアンドは昨年来高値圏、20年3月期増益予想で3Q累計順調
- 2020/2/13 05:48
- 株式投資ニュース
イートアンド<2882>(東1)は「大阪王将」ブランドを主力として、冷凍食品製造・販売および外食チェーンを展開している。20年3月期増益予想である。第3四半期累計は順調だった。通期も収益拡大を期待したい。株価は昨年来高値圏だ。上値を試す展開を期待したい。
■「大阪王将」ブランドの冷凍食品製造・販売と外食チェーンを展開
「大阪王将」ブランドを主力として、中華惣菜「大阪王将 羽根つき餃子」などの冷凍食品製造・販売事業、および大衆中華料理業態やラーメン業態などの外食チェーン事業を展開している。外食事業の19年12月末時点の店舗数は、加盟店399店舗(うち海外49店舗)、直営店87店舗、合計486店舗である。
■20年3月期増益予想で3Q累計順調
20年3月期連結業績予想は売上高が19年3月期比4.2%増の304億円、営業利益が9.7%増の9億15百万円、経常利益が12.4%増の8億97百万円、純利益が5.6%増の3億55百万円としている。
第3四半期累計は売上高が前年同期比3.5%増の226億16百万円、営業利益が6.4%増の6億88百万円だった。外食事業が0.1%増収にとどまったが、食品事業が6.9%増収と牽引した。通期予想に対する進捗率は売上高74.4%、営業利益75.2%と順調である。通期ベースでも収益拡大を期待したい。
■株価は昨年来高値圏
株価は水準を切り上げて昨年来高値圏だ。上値を試す展開を期待したい。2月12日の終値は1888円、時価総額は約192億円である。