ピクスタはボックス上放れの動き、20年12月期大幅増益予想
- 2020/2/25 06:43
- 株式投資ニュース
ピクスタ<3416>(東マ)は、デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」運営を主力としている。20年12月期大幅増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は急反発して安値圏ボックスレンジから上放れの動きを強めている。出直りを期待したい。
■デジタル素材オンラインマーケットプレイス「PIXTA」が主力
インターネット上で写真・イラスト・動画等のデジタル素材を販売するオンラインマーケットプレイス「PIXTA」運営を主力として、クリエイティブ・プラットフォーム事業を展開している。国内外のクリエイターからクラウドソーシング形式でデジタル素材を収集し、素材を必要とする法人・個人向けに販売する。
また新規事業として、出張撮影プラットフォーム「fotowa」やスマホ写真マーケットプレイス「Snapmart」も展開している。
■20年12月期大幅増益予想
20年12月期連結業績予想は、売上高が19年12月期比11.9%増の30億87百万円、営業利益が49.3%増の2億40百万円、経常利益が53.6%増の2億37百万円、純利益が78.3%増の1億61百万円としている。
新規事業への投資負担が継続するが、主力の「PIXTA」を中心とする増収効果で吸収して大幅増益予想である。収益拡大を期待したい。
■株価は急反発
株価は急反発して安値圏ボックスレンジから上放れの動きを強めている。出直りを期待したい。2月21日の終値は1700円、時価総額は約38億円である。