パワーソリューションズは底値圏、20年12月期増収増益予想
- 2020/2/27 06:28
- 株式投資ニュース
パワーソリューションズ<4450>(東マ)は金融機関向けSIを主力として、RPA関連サービスも展開している。20年12月期増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は急落して安値を更新している。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、高値からほぼ半値水準で底値圏だろう。
■金融機関向けSIが主力
19年10月東証マザーズに新規上場した。金融機関向けSI(業務コンサルティング、システム受託開発、運用・保守サービス、業務アウトソーシング受託)を主力として、法人向けRPA関連サービス(ライセンス販売、導入サポート)も展開している。
■20年12月期増収増益予想
20年12月期業績(非連結)予想は、売上高が19年12月期比13.6%増の32億62百万円、営業利益が2.5%増の3億56百万円、経常利益が8.9%増の3億58百万円、純利益が8.4%増の2億42百万円としている。
需要が高水準に推移し、RPA販促活動強化や人材教育などの先行投資を吸収する見込みだ。収益拡大を期待したい。
■株価は底値圏
株価は急落して安値を更新している。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、高値からほぼ半値水準で底値圏だろう。2月26日の終値は2743円、時価総額は約37億円である。