【株式市場】イベント自粛拡大による経済への影響が意識され日経平均は一時439円安

株式

◆日経平均は2万2025円05銭(401円14銭安)、TOPIXは1575.46ポイント(30.71ポイント安)、出来高概算(東証1部)は多めで8億4039万株

 2月27日(木)前場の東京株式市場は、NY株式の続落に加え、イベントなどの自粛拡大による経済への影響が漠然とのしかかり、日経平均は170円安で始まった後もジリ安商状となった。11時過ぎには438円82銭安(2万1987円99銭)まで下げ、前引けも401円14銭安(2万2025円05銭)となった。

 中で、新型コロナウイルス検査を従来の4~6時間に対し15分前後で行なえる機器を開発とされてキョーリン製薬HD<4569>(東1)が連日活況高となり、休校や在宅勤務の拡大を受けて学習塾のスプリックス<7030>(東1)やWEB学習のアイスタディ<2345>(東2)が活況高。不用不急の外出を控える生活には宅配が便利との見方でファンデリー<3137>(東マ)も活況高。医学生物学研究所<4557>(JQS)は新コロナ検査薬の開発に着手との発表が注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は多めで7億7176万株、売買代金は1兆2993億円。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は171銘柄、値下がり銘柄数は1949銘柄。また、東証33業種別指数は全33業種が安い(HC)

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