JCRファーマが高い、同社技術を大日本住友製薬が製剤化に向け開発進む

■開発段階に応じてマイルストンを受け取る成果を発表

JCRファーマ<4552>(東1)は3月3日、1万660円(750円高)で始まったあと値を消しながらも堅調で売買をこなしている。

 2日の取引終了後、同社が開発した独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo」について、開発段階に応じてマイルストンを受け取る権利に関する研究成果を大日本住友製薬<4506>(東1)が達成したと発表。材料視されている。

 大日本住友製薬は、この技術に注目して中枢神経系疾患に対する治療薬の創出を目指しているという。今回の発表のマイルストンは2020年3月期の連結業績予想に織込み済みとしたが、新薬の実現に向けて開発が進んでいることが改めて注目される形になった。大日本住友製薬も1610円(35円高)と2日続けて出直っている。(HC)

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