ラクーンホールディングスは好業績であるものの、大幅急落
- 2020/3/7 18:58
- 株式投資ニュース
■四半期ごとの営業利益は大幅増益で推移
ラクーンホールディングス<3031>(東1)の株価は、第3四半期が2ケタ増収大幅増益でも、大幅急落した。要因は、どこにあるのか。
5日引け後に発表された20年4月期第3四半期決算は、対前年同期比で売上高17.0%増の25億31百万円、営業利益33.8%増の5億27百万円、経常利益36.2%増の5億29百万円、純利益は42.3%増の3億38百万円であった。
四半期ごとの営業利益を見ると第1四半期(5月~7月)1億75百万円(前年同期比31.6%増)、第2四半期(8月~10月)1億90百万円(同38.7%増)、第3四半期(11月~1月)1億62百万円(同31.7%増)と順調に伸びている。
利益が下げているのであれば、大幅急落したことも納得できるが、なぜ、大幅増益であるのに下げたのか疑問である。
好業績で推移していることから、株価の見直しを期待したい。
ちなみに、3月6日には前日比107円安の619円で引けている。コロナウイルスで株式市場全般が下げているが、好決算の企業はいずれ見直されるだろう。