【株式市場】円高が鈍化し好決算銘柄が活況で日経平均など反発

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9379円19銭(87円20銭高)、TOPIXは1587.76ポイント(13.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億6526万株

チャート5 8日後場の東京株式市場は、朝のオプションSQ算出が順調に通過したとの見方があり、対ユーロでの円高基調の鈍化や好決算銘柄が高いことなどが支援要因になり、日経平均は一段強含んで14時過ぎに166円76銭高(1万9458円75銭)まで上げて反発となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均なども高い。

昼12時に決算を発表した帝人<3401>(東1)が後場寄り後から一段高となり、13時に決算を発表したセブン銀行<8410>(東1)も一段高、13時30分に発表した三菱重工業<7011>(東1)中国塗料<4617>(東1)も一段高となり、14時に発表したリケンテクノス<4220>(東1)も急伸し、14時30分に発表したNJK<9748>(東2)はストップ高。また、4月30日に上場のテラスカイ<3915>(東マ)は3日連続で高値を更新した。

東証1部の出来高概算は25億6526万株(前引けは11億8758万株)、売買代金は2兆8001億円(同1兆2949億円)。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は1272(同1188)銘柄、値下がり銘柄数は516(同563)銘柄。

また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は27業種(前引けは22業種)となり、値上がり率上位は、銀行、水産・農林、空運、その他製品、パルプ・紙、その他金融、保険、繊維製品、不動産、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る