ハウスドゥが「ハウス・リースバック」を通じて取得した不動産を流動化

■保有資産の効率的活用や財務の健全化につなげる

 ハウスドゥ<3457>(東1)は3月16日の取引終了後、住みながらその家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」事業を通じて取得した個人住宅などの不動産を流動化し、不動産関連投資ファンドであるHLB5号合同会社(東京都千代田区、HLB5号ファンド)、に当該信託受益権を譲渡することについて決議した。

■今回は戸建住宅など154件(帳簿価格21億円、譲渡価格27億円)の予定

 このたびHLB5号ファンド向けに流動化する対象不動産は、首都圏・中部圏・近畿圏を中心とした戸建住宅および区分所有建物154件(平均・1戸当り約1億8000万円)で、帳簿価格は21億3100万円(予定)、譲渡価格は27億5400万円(予定)。譲渡日は2020年3月24日(予定)。

■「ハウス・リースバック」は問い合わせが月間1600件以上の超絶人気

 「ハウス・リースバック」は、持ち家などの「動かない資産」である不動産を住みながら資金調達に用いることができる資産活用法のひとつで、同社には、「ハウス・リースバック」に関する問い合わせが月間1600件以上あるという。

 日本の人口構成の変化や、動かない資産である高齢者や個人事業主をはじめ、様々な利用者の資金ニーズに応えている。同社にとっては、この事業を通じて取得した不動産をファンドに流動化することで、保有資産の効率的活用及び財務の健全化につなげている。(HC)

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