ファンデリーは朝安値から11%高、業績予想を織り込み自社株買い好感

■業績予想の下方修正には見方あるようだが次第に「買い」優勢

ファンデリー<3137>(東マ)は3月17日、朝安のあと切り返し、取引開始後の615円(86円安)から10時にかけては683円(18円安)へと11%上げている。

 16日の取引終了後、業績見通しの下方修正と自己株式取得(自社株買い)を発表。業績見通しについては受け止め方が分かれたようだが、株価は次第に「買い」優勢となっている。

 自社株買いは、普通株式10万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.55%)または取得総額1億円を上限として、市場買付方式により2020年4月1日から同年6月30日まで実施する。

 今3月期の連結業績予想は、新工場の稼働の遅れや、顧客獲得が当初の想定を下回ったことなどにより、営業利益は従来予想を47%引き下げて4.92億円の見込み(前期比31.0%減)とし、修正後の予想1株利益は48円47銭とした。(HC)

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