【株式市場】日経平均は朝方623円安、中盤は555円高と乱高下、「下値波乱」接近か

株式

◆日経平均は1万6923円34銭(78円70銭安)、TOPIXは1240.97ポイント(4.63ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億663万株

 3月17日(火)前場の東京株式市場は、NYダウが過去最大の下げ幅となったことなどを受け、日経平均は175円安で始まったあと5分ほどで623円10銭安(1万6378円94銭)まで下押した。その後は、米国の夜間取引で株価指数先物が高いことなどが言われて切り返し、10時30分頃には555円高(1万7557円04銭)まで急伸。あと再び値を消して前引けは78円70銭安(1万6923円34銭)となった。一方、TOPIXは値を保ち小高い。

ソニー<6758>(東1)NTTドコモ<9437>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)が9時半にかけて続々堅調転換したまま日経平均が安くなっても値を保ち、政府の入国制限国拡大を受けて日本アビオニクス<6946>(東2)は新型コロナウイルス感染者の発熱検知器の増産が言われ2日連続ストップ高。ダブルエー<7683>(東マ)は2月決算などが材料視されてストップ高。カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は新薬候補の中国企業へのライセンス供与が材料視されてストップ高。

 17日は3銘柄が新規上場した(http://kabu-ir.com/article/474084950.html)。

 東証1部の出来高概算は14億663万株、売買代金は1兆9289億円。1部上場2166銘柄のうち、値上がり銘柄数は1043銘柄、値下がり銘柄数は1055銘柄となった。

 また、東証33業種別指数は18業種が値上がりし、電力・ガス、水産・農林、パルプ・紙、その他製品、陸運、輸送用機器、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る