カナモトは自社株買いに加え思惑的な材料も出て活況高

■「除染廃棄物、仮置き場、大雨備え対策」をヒントに連想買いも

 カナモト<9678>(東1)は3月18日、大きく出直り、取引開始後に8%高の1957円(142円高)まで上げて11時現在も7%高となっている。17日の取引終了後に自己株式の取得(自社株買い)を発表。取得上限株数の発行済株式総数に対する割合が2.84%と比較的大きいことなどが注目されている。

 自社株買いは、110万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.84%)または取得総額20億円を上限として、2020年3月18日から年6月17日まで実施する。

 また、市場関係者の中には、原発に関する報道で、「除染廃棄物、12カ所で流出恐れ、福島の仮置き場、大雨備え対策」(共同通信2020年3月17日)と伝えられたことにヒントを得て注目する様子もある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る