【季節の一枚】初夏のタヌキの里

たぬき

2015年5月、初夏。タヌキの焼き物の里で有名な滋賀県信楽町。近くには天平時代(745年)に聖武天皇が都を置いたとされ、同じようにシガラキと発音する紫香楽宮跡がある。礎石がしっかりと残っている。

周囲を山に囲まれた緑豊かな町である。ここで採れる土は信楽焼に適しているそうで、あの京セラの稲盛会長も信楽の土をセラミックの素として好んだと聞く。

噂のとおりタヌキが出迎えてくれる。5メートルはあろうかと思わる出っ腹の大きいのから小さいのまで、まさに、うじゃうじゃいると印象だ。ここから生まれたタヌキが全国の商売などを営む店先で愛嬌を振りまいている。

頭に藁帽子をかぶり、手に酒のとっくりと商いの通い帳を持ち、木の杖を携えている。この姿に商売繁盛の基本が秘められているらしい。我が社も繁栄しますように、小さいのをも買い求めた。

32

33

 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る