データ・アプリケーションは売り一巡、21年3月期収益回復期待

株式市場 銘柄

 データ・アプリケーション<3848>(JQ)は、データ交換系ミドルウェアを中心とするソフトウェア開発企業である。20年3月期は減益予想だが、21年3月期の収益回復を期待したい。株価は地合い悪も影響して昨年来安値を更新する展開だったが、売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。

■データ交換系ミドルウェア主力のソフトウェア開発企業

 データ交換系ミドルウェアを中心に、企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウェア製品の開発・販売・保守および導入支援サービスを展開している。

■20年3月期減益予想、21年3月期収益回復期待

 20年3月期の連結業績予想(2月7日に下方修正)は、売上高が19年3月期比3.7%減の22億30百万円、営業利益が43.7%減の3億74百万円、経常利益が43.3%減の3億77百万円、純利益が45.7%減の2億74百万円としている。

 一部の案件の受注が21年3月期以降にズレ込み、人件費の増加や事務所移転費用も影響する見込みだ。21年3月期の収益回復を期待したい。

■株価は売り一巡

 株価は地合い悪も影響して昨年来安値を更新する展開だったが、売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。3月18日の終値は1206円、時価総額は約45億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る