共栄セキュリティサービスは売られ過ぎ感
- 2020/3/23 06:25
- 株式投資ニュース
共栄セキュリティサービス<7058>(JQ)は施設巡回警備を中心とする警備会社である。20年3月期増収増益予想である。第4四半期には新型コロナウイルス感染拡大に伴うイベント自粛などの影響が警戒されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は急落して安値を更新する展開だが、売られ過ぎ感を強めている。反発を期待したい。
■施設巡回警備などを中心とする警備会社
オフィス・商業施設の巡回警備、スポーツイベントなどの雑踏・交通誘導警備、および鉄道関連警備を中心とする警備会社である。長期・定額契約のストック型案件の積み上げを推進している。
■20年3月期増収増益予想
20年3月期連結業績予想は、売上高が19年3月期比14.3%増の64億94百万円、営業利益が17.0%増の4億72百万円、経常利益が18.6%増の5億06百万円、純利益が16.2%増の3億22百万円としている。新規ストック型案件の獲得を推進し、G20やラグビーW杯など大型イベント関連も寄与して増収増益予想である。
第3四半期累計は売上高が48億37百万円、営業利益が3億54百万円だった。積極的な採用活動でコストが増加し、営業利益は前年同期比横ばいだったが、通期予想に対する進捗率は75.0%と順調である。第4四半期には新型コロナウイルス感染拡大に伴うイベント自粛などの影響が警戒されるが、中期的に収益拡大を期待したい。
■株価は売られ過ぎ感
株価は急落して安値を更新する展開だが、売られ過ぎ感を強めている。反発を期待したい。3月19日の終値は1895円、時価総額は約29億円である。