帝人が10%高、新型コロナウイルス薬の期待に加え新素材採用も注目される

■炭素繊維複合材料がパナソニックのデジタル4Kビデオカメラに採用と発表

帝人<3401>(東1)は3月23日、続伸基調で始まり、取引開始後に10%高の1727円(160円高)をつけ、3月11日以来の1700円台回復となった。

 19日付で、同社の熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)製品が、パナソニック<6752>(東1)のデジタル4Kビデオカメラ新製品「HC‐X2000」および「HC‐X1500」に採用されたと発表。材料視されている。

 また、3月初旬には、新型コロナウイルス感染症の治療に向けて、帝人ファーマが製造する気管支喘息薬(吸入ステロイド喘息治療薬、一般名:シクレソニド)が厚生労働省からの要請を受けて供給すると発表しており、新型コロナウイルス薬の開発にかかわる銘柄としても注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る