大陽日酸が8日ぶりに反発、画期的な微量水分計の開発が注目される

■一時24%高まで上げて東証1分値上がり率トップに

大陽日酸<4091>(東1)は3月23日、急反発となり、一時24%高の1449円(282円高)まで上げたあとも20%高前後で活況高となっている。前売買日までは、全体相場の下げに押される形で7日続落だった。

 3月18日付で、「金属有機構造体を用いた窒素中微量水分計開発のお知らせ」を発表しており、注目集中となった。半導体の製造などに使用される高純度ガスにとって邪魔者の水分を多点監視する小型かつ安価な微量水分計を熊本大学と共同で開発した。水分の混入を極度に嫌うプロセスにおける水分不純物濃度管理計器として利用可能だという。(HC)

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