ラクーンHDもストップ高、「スーパーデリバリー」海外流通額が当初予想を上回り大きく伸長
- 2020/3/24 10:22
- 業績でみる株価
■企業の経営リスクが高まる中、売掛保証サービスなど小規模事業者にも拡大
ラクーンホールディングス(ラクーンHD)<3031>(東1)は3月24日、急伸し、何度もストップ高の413円(80円高)で売買されて活況となっている。
3月23日付で3本のニュースリリースを発表し、そのうち「新型コロナウイルス感染拡大の影響についてのお知らせ」では、アパレル及び雑貨を取り扱う企業間取引(BtoB)サイト「スーパーデリバリー」で、マスクの需要が急速に高まり、その後、消毒等の抗菌・除菌用品まで広がり、「海外流通額は当初の予想を上回り大きく伸びて」いるとし、国内でも「流通額の減少は見られず堅調」などとした。
また、「ラクーンフィナンシャル、損害保険会社との保険契約を更新、小規模事業者に対象範囲を拡大し事業基盤の更なる強化へ」との発表では、新型コロナウイルスの影響で企業の経営リスクが高まっている中、売掛保証サービス及び「Paid」をより多くの小規模事業者に提供する目的で小規模事業者に対象範囲を拡大し、引き受け可能な保証金額の増額も可能になる、などとした。(HC)