【株式市場】日経平均は後場次第に値を消し3日ぶりに1万9千円を割り2日続落

株式

◆日経平均は1万8917円01銭(167円96銭安)、TOPIXは1403.04ポイント(32.50ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億6245万株

 3月31日(火)後場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)TDK<6762>(東1)が前引けに比べて値を消して始まり、日経平均は36円高で始まった。新型コロナウイルス肺炎の東京都の新規感染者数がどうなるか注視する声があり、売買が手控えられる雰囲気で、日経平均は13時30分頃に250円81銭安(1万8834円16銭)まで下落。その後一時1万9千円を回復したが、大引けは3日ぶりに1万9千円を割り2日続落となった。

 後場一段高となった銘柄は少なく、インソース<6200>(東1)がテレワーク・リモートワーク導入支援サービスなどに注目とされて一段高。プレミアグループ<7199>(東1)は中盤から一段ジリ高。フライトホールディングス<3753>(東2)は景気刺激策としてキャッシュレス拡大なら有利とされて一段ジリ高。多摩川HD<6838>(JQS)は後場寄り前に業績予想の増額修正を発表し急伸。

 31日に新規上場のMacbee Planet(マクビープラネット)<7095>(東マ)は9時49分に公開価格1830円28%上回る2348円で初値をつけ、高値は前場の2388円。後場は次第に値を消してストップ安の1848円となった。

 東証1部の出来高概算は18億6245万株(前引けは6億5015万株)、売買代金は3兆803億円(同1兆1030億円)。1部上場2166銘柄のうち、値上がり銘柄数は546(同1144)銘柄、値下がり銘柄数は1581(同961)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は2業種(前引けは18業種)で、鉱業、.石油・石炭が高かった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る