チムニーの12月期第1四半期は2桁増益、6次産業化などの取組が順調

■山陰・山陽・四国地方への出店を強化

 チムニー<3178>(東1)の15年12月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比1.8%増の113億19百万円、営業利益が同16.3%増の8億8百万円、経常利益が同16.7%増の8億42百万円、四半期純利益が同20.4%増の4億52百万円と微増収2桁増益で着地した。

 同社グループでは八幡浜市(愛媛県)に続き大田市(島根県)でも6次産業化と地産地消の推進に取り組み、旬の食材を取り揃えた店舗づくりを目指している。

 飲食事業では、山陰・山陽・四国地方への出店を強化し、3月には広島県と香川県に豊丸水産を、島根県に魚鮮水産を相次いで出店した。また、はなの舞ブランドは今年20周年を迎える。

 コントラクト事業では、継続的な店舗メニューの見直しに加えて、新たな受託への情報収集等に努めている。

 店舗展開は、第1四半期末では直営店305店舗(前期末307店舗)、コントラクト店91店舗(同100店舗)、フランチャイズ店297店舗(同300店舗)で、同社の店舗数合計は693店舗となり、連結子会社の29店舗を加えると、グループ店舗数は722店舗となった。

 今期通期業績予想は、当初公表を据置き、売上高は485億40百万円(前期比4.2%増)、営業利益は35億90百万円(同4.6%増)、経常利益は36億20百万円(同3.9%増)、純利益は19億円(同5.8%増)を見込む。

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