栄研化学は35分で新型コロナを検出する試薬キットの承認が注目され一段高
- 2020/4/1 09:59
- 材料でみる株価
■3月19日に申請し31日に製造販売承認を取得
栄研化学<4549>(東1)は4月1日、取引開始後に7%高の2110円(139円高)まで上げ、一段と出直っている。
3月31日の17時30分、同月19日に申請した『Loopamp新型コロナウイルス2019(SARS-CoV-2)検出試薬キット』の製造販売承認を31日に取得したと発表。注目されている。4月中旬に発売するとした。
発表によると、この検出試薬キットは、独自の遺伝子増幅技術により、検体(鼻咽頭拭い液又は喀痰)より抽出したRNAから35分で新型コロナウイルスを検出する。また、鼻咽頭拭い液からのRNA抽出は、同社の『Loopampインフルエンザウイルス用抽出試薬』を用い、10分程度で簡便に行うことも可能になったという。(HC)