エスプールの第1四半期は新型コロナウイルスの影響は軽微で、2ケタ増収大幅増益の好決算となった

■人材派遣サービスが引き続き堅調に推移したほか、障がい者雇用支援サービスも農園の設備販売、管理収入が順調

 3日引け後発表されたエスプール<2471>(東1)の今期第1四半期は、2ケタ増収大幅増益と好決算となった。好業績の要因は、新型コロナウイルスの影響が現時点では軽微にとどまっており、人材派遣サービスが引き続き堅調に推移したほか、障がい者雇用支援サービスについても農園の設備販売、管理収入が順調に増加し、損益面においても、主力の人材派遣サービス、障がい者雇用支援サービスの増収効果に加え、採用支援サービスの収益改善が実現したことが挙げられる。

 その結果、20年11月期第1四半期連結業績は、売上高46億75百万円(前年同期比20.3%増)、営業利益3億86百万円(同82.8%増)、経常利益3億90百万円(同80.3%増)、純利益3億02百万円(同139.9%増)となった。

 第2四半期業績予想に対する進捗率は、売上高48.5%、営業利益49.0%、経常利益49.9%、純利益59.3%となっていることからほぼ計画通りといえる。

 株価は、コロナウイルスの影響で急落していることから、好決算発表を機に見直しが期待される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■アップトレンドを迎える業界のダークホースたち  今週の当コラムは、全面業績相場のなかややディフェ…
  2. ■自分流の業績相場にダークホース?!上方修正実績のある舶用機器関連株の決算発表からマーク  「ゴー…
  3. ■4月雇用は予想を下回り、長期金利低下しNY株価は上昇  米国労働省が発表した4月雇用統計だが、景…
  4. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る