【株式市場】家賃の支払い猶予策検討など好感され日経平均は11時過ぎに447円高

株式

◆日経平均は1万9402円32銭(358円92銭高)、TOPIXは1419.39ポイント(13.48ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億6285万株

 4月14日(火)前場の東京株式市場は、30万円現金給付の条件緩和案や家賃の支払い猶予策などが好感され、日経平均は107円高で始まった。影響度の大きいソフトバンクG<9984>(東1)は大幅赤字予想だが9時半頃には堅調に転じジリ高。同じく中外製薬<4519>(東1)はリウマチ薬が新型コロナに効く可能性などで上場来の高値。日経平均は何度か急伸しながら11時過ぎには446円72銭高(1万9490円12銭)まで大幅高となった。前引けも358円92銭高(1万9402円32銭)となった。

ファミリーマート<8028>(東1)が今期業績予想などに注目集まり活況高。JESCOホールディングス<1434>(東2)は本社が東京都中野区のため同区の病院で大量の感染者が発生したことと合わせて特需期待とされ急伸。アンジェス<4563>(東マ)はワクチン開発を前倒しするとの報道などが注目されて一時ストップ高。アルバイトタイムス<2341>(JQS)は光通信が買い増していたことが分かったと伝えられて急伸。

 東証1部の出来高概算は5億6285万株、売買代金は9886億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1298銘柄、値下がり銘柄数は787銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、小売り、サービス、電気機器、その他製品、輸送用機器、海運、精密機器、非鉄金属、水産・農林、医薬品、などが高い。(HC)

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