新日本理化が急伸、原油相場の記録的安値など材料視されたとの見方
- 2020/4/16 11:18
- 材料でみる株価
■NY原油4日続落し2002年以来の1バレル20ドル割れと伝えられる
新日本理化<4406>(東1)は4月16日、急伸し、10時過ぎに16%高の186円(25円高)まで上げて一段と出直りを強めている。会社発表の最新ニュースは特段開示されていないが、NY原油先物が20ドルを割り込んだためコスト低下につながる期待が出ているようだ。
界面活性剤やグリセリンなどのオレオケミカル製品、可塑剤、プラスチックコーティング材料、潤滑油などを生産する。一方、米国15日のNY原油相場は指標となるWTI先物5月限が4日続落し、「終値で2002年以来の1バレル=20ドル割れとなった」「ガソリン需要は過去最低に落ち込んだ」(ブルームバーグニュースより)と伝えられた。(HC)