メドレーは薬局向けオンライン服薬指導システムが注目され上場来の高値を連日更新

■先の法改正でオンラインによる服薬指導が全国的に実施可能に

メドレー<4480>(東1)は4月20日、一段高となり、10時40分過ぎに15%高の3645円(545円高)まで上げて上場来の高値を4日連続更新した。

 4月17日付で、調剤薬局向けオンライン服薬指導支援システムの提供開始を発表。新型コロナウイルスの流行拡大によるオンライン診療と並行して拡大する期待が出ている。オンラインによる服薬指導は、先の法改正により2020年9月から一部の特区に限らず全国的に実施可能になる。それまでの間は同社の「CLINICSオンライン診療」を提供するとした。

 また、3月中旬には、同社のオンライン診療システムを東大病院(東京大学医学部附属病院、東京都文京区)が導入し、18診療科でオンラインによるセカンドオピニオン外来を開始すると発表し、タイミングとして株価の回復が本格化する契機になった。(HC)

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