メドレーは上値試す
- 2020/4/24 04:22
- 株式投資ニュース
メドレー<4480>(東マ)は、医療ヘルスケア領域求人・転職サイトの人材プラットフォーム事業を主力として、オンライン診療に関する医療プラットフォーム事業も展開している。20年12月期大幅増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は急伸している。新型コロナウイルス感染症拡大でオンライン診療システムが注目されている。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■医療ヘルスケア領域の人材プラットフォーム事業が主力
19年12月東証マザーズに新規上場した。医療ヘルスケア領域求人・転職サイト「ジョブメドレー」運営の人材プラットフォーム事業を主力として、オンライン診療システム「CLINICSオンライン診療」や医療情報サービス「MEDLEY」運営の医療プラットフォーム事業も展開している。20年9月からは調剤薬局向けオンライン服薬指導支援システムの提供を開始する。
■20年12月期大幅増益予想
20年12月期連結業績予想(レンジ)は、売上高が66億円~69億円(19年12月期比38.5%増~44.8%増)、営業利益が3億30百万円~6億30百万円(2.2倍~4.1倍)、純利益が3億50百万円~6億50百万円(96.2%増~3.6倍)、純利益が3億円~5億50百万円(19年12月期は3億81百万円の赤字)としている。
医療プラットフォーム事業で開発投資が先行するが、主力の人材プラットフォーム事業が伸長して大幅増収増益予想である。収益拡大を期待したい。
■株価は上値試す
株価は急伸している。新型コロナウイルス感染症拡大でオンライン診療システムが注目されている。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。4月23日の終値は3235円、時価総額は約911億円である。