フロイント産業は「アビガン」「錠剤」など連想材料とされストップ高
- 2020/4/27 11:30
- 材料でみる株価
■前3月期は減益だったが今期は営業利益などV字急回復を見込む
フロイント産業<6312>(JQS)は4月37日、朝から買い気配のままストップ高の574円(80円高)に貼りついて推移し、11時を回ってもまだ売買が成立していない。
医薬品向けの造粒・コーティング装置、錠剤印刷装置などを開発製造販売し、24日の取引終了後に発表した2020年2月期の連結決算は営業利益が前期比54%減だったが、今期の見通しを79%増とするなど、全体にV字急回復の見込みとし、注目が再燃した。
新型コロナウイルス薬の候補として政府が200万人分の備蓄を決めた「アビガン」が錠剤タイプのため連想買いが増幅したとの見方も出ている。(HC)