【株式市場】日経平均は後場594円高まで上げる場面があり終値で3月6日以来の2万円回復

株式

◆日経平均は2万193円69銭(422円50銭高)、TOPIXは1464.03ポイント(14.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し17億1766万株

 4月30日(木)後場の東京株式市場は、引き続き米国の経済活動再開ムードからソニー<6758>(東1)ホンダ<7267>(東1)が水準を一段上げて始まり、日経平均は13時半にかけて594円70銭高(2万365円89銭)まで上げた。その後は、鳥取銀<8383>(東1)が新型コロナ倒産による取立不能または遅延を発表するなどで水を差される印象になり騰勢一服。それでも日経平均は大きく反発し、終値で3月6日以来の2万円台回復となった。TOPIXは3日続伸。

 後場は、BEENOS<3328>(東1)が第2四半期の大幅増益など好感されて一段と上げストップ高。日本エスコン<8892>(東1)も四半期決算が好感されて一段と上げ幅を広拡大。アズーム<3496>(東マ)は14時の四半期決算・自社株買い発表を契機に急伸しストップ高。クルーズ<2138>(JQS)はファッション通販サイトが主事業で新型コロナの影響は相対的に軽いとの見方があり一段とジリ高。シンバイオ製薬<4582>(JQG)は抗がん剤への期待などで一段高。

 東証1部の出来高概算は増加し17億1766万株(前引けは7億6897万株)、売買代金も増加し3兆584億円(同1兆2451億円)。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は1490(同1634)銘柄、値下がり銘柄数は630(同475)銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、証券・商品先物、鉄鋼、不動産、非鉄金属、ガラス・土石、電気機器、機械、石油・石炭、輸送用機器、などとなった。(HC)

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