テンポイノベーションの20年3月期決算は連続最高益を更新、成約数・転貸借物件数が順調に増加

■転貸借契約件数397件、転貸借物件数1684件

 テンポイノベーション<3484>(東1)が8日に発表した20年3月期業績(非連結)は、売上高が19年3月期比21.3%増の99億85百万円、営業利益が7.0%増の7億85百万円、経常利益が13.7%増の8億11百万円、純利益が10.7%増の5億64百万円となり、連続で過去最高益を更新した。

 店舗転貸借事業では、新規契約件数及び後継付け件数(閉店した店舗に対し新規出店者と転貸借契約を締結したもの)の転貸借契約件数の合計は397件(前期比9.7%増)となった。また、転貸借物件数は19年3月期末より225件純増し、合計1684件となった。一方、人件費の増加や株主優待費用の計上により、販管費は増加した。売上高93億85百万円(前期比16.0%増)、営業利益 5億68百万円(同19.4%減)となった。

 不動産売買事業では、20年3月期は4物件を取得し、5物件を売却。期末保有物件数は3件となった。売上高5億99百万円(同341.1%増)、セグメント利益2億16百万円(同653.9%増) となった。

 なお、2021年3月期の業績予想は、新型コロナウイルスによる影響を現段階で合理的に算出することが困難であるため、 未定とした。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る