松田産業は2回目となる上方修正を発表

◇金、パラジウムなどの貴金属価格が上昇

 松田産業<7456>(東1)は、8日引け後、20年3月期2回目となる上方修正を発表した。

 上方修正の主な要因は、金、パラジウムなどの貴金属価格が上昇したことを挙げている。

 売上高は、前回予想を79億円上回る2109億円(前回予想比3.9%増)、営業利益は5億円上回る62億円(同8.8%増)、経常利益は5億円上回る63億円(同8.6%増)、純利益は40百万円上回る40億40百万円(同1.0%増)となる見込み。

 対前年度比では、売上高1.2%増、営業利益25.3%増、経常利益23.7%増、純利益19.1%増と増収2ケタ増益となる見込み。

 好業績が見込まれることから、配当については年間34円(前期30円)と4円の増配を予想している。

 8日の株価1371円で弾くPBRは、0.59倍と割安であることから、株価の見直しが期待される。

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