グッドスピードは戻り歩調
- 2020/5/19 05:08
- 株式投資ニュース
グッドスピード<7676>(東マ)は愛知県中心に東海4県で中古車販売事業を展開している。20年9月期予想は未定に修正した。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が懸念材料となるが、中期的に収益拡大を期待したい。なお自己株式取得を発表している。株価は4月の安値から反発して戻り歩調だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■愛知県中心に東海4県で中古車販売事業
愛知県中心に東海4県で中古車販売事業を展開している。19年11月時点の拠点数は25拠点である。SUV販売台数日本一を目指している。20年4月には沖縄のエンジョイレンタカーからレンタカー事業を譲り受けた。
■20年9月期予想は未定に修正
20年9月期業績(非連結)予想は未定に修正した。第2四半期累計は売上高が前年同期比8.6%増の160億80百万円、営業利益が51.5%減の95百万円だった。新規出店したMEGA専門店も寄与して増収、小売販売台数(19.3%増の5342台)の増加で売上総利益率も上昇したが、人件費や店舗の固定費が増加して減益だった。
当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が懸念材料となるが、中期的に収益拡大を期待したい。
■株価は戻り歩調
株価(20年1月1日付で株式2分割)は4月の安値から反発して戻り歩調だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。5月18日の終値は1009円、時価総額は約31億円である。